カゴメ株式会社御中
動物実験廃止の要望
御社の商品を長年購入させていただいておりました。特にプラントベースのカレーやパスタソースを販売していただき、ヴィーガンにとっては大変有り難い商品です。今後も定期的に購入したいと考えておりましたが、SNSを通して御社が動物実験を実施していることを知り、大変ショックを受けました。メールにて問い合わせたところ、 『日本人の野菜の摂取不足を改善し、日本人の健康維持、増進に貢献するために、やむを得ない場合に限り、現時点でも実施する』との回答をいただきました。多くの企業が動物実験廃止を宣言していますが、いまだに実施する必要がどこにあるのでしょうか?人間と動物とでは解剖学的にも生理学的にも異なっているため250倍もの違いが出るというデータもあり、過去にも、動物実験で安全性が確認された新規成分が、実際に販売された後に多くの消費者に健康被害を引き起こし、死亡に至らしめたケースも沢山あります。動物実験の残酷さは、SNSの普及により広まり、多くの消費者は動物実験していない企業の商品を求めています。一日も早く、御社も残酷な動物実験を廃止し、これ以上動物達に生き地獄を味わわせないよう宣言して下さい。動物実験廃止宣言を公表されるまでは、残念ながら御社の商品は購入致しません。御社が消費者に対してだけではなく、動物にも配慮ある素晴らしいメーカーであることを期待しています。味の素株式会社御中 動物実験廃止の要望
御社の商品を長年愛用させていただいておりました。
しかし、SNSを通して御社が動物実験を実施していることを知り、メールにて問い合わせたところ、『食品や化粧品においては動物実験を実施していない。医薬品原料などにおいて、法律で求められた場合に限り、最小限で実施している』との回答をいただきました。ですが、実際には法律で義務付けられていない多くの種類の動物実験の実施を公表しています。2021年にはOSTと、アミノ酸についてマウスを用いた共同研究を行い、今年も、ヒスチジンに関してマウスでの動物実験に資金提供しています。昨今、動物実験を行わなくとも、ヒトの培養細胞を使った代替法等で補うことができ、多くの企業が動物実験廃止を宣言しています。また、人間と動物とでは解剖学的にも生理学的にも異なっているため250倍もの違いが出るというデータもあり、過去にも、動物実験で安全性が確認された新規成分が、実際に販売された後に多くの消費者に健康被害を引き起こし、死亡に至らしめたケースも沢山あります。動物実験の残酷さは、SNSの普及により広まり、多くの消費者は動物実験していない企業の商品を求めています。一日も早く、御社も残酷な動物実験を廃止し、これ以上動物達に生き地獄を味わわせないよう宣言して下さい。動物実験廃止宣言を公表されるまでは、残念ながら御社の商品は購入致しません。御社が消費者に対してだけではなく、動物にも配慮ある素晴らしいメーカーであることを期待しています。医療関係の大学における動物実験について
獣医学部、医学部、薬学部等医療系学部の学生は動物を使って実習が行われています。
しかし動物にとっては苦痛や恐怖しかなく、死に至らしめる非倫理的な行為です。学生たちにとっても「人や動物を助けたい」という純粋な思いで目指している学生が多い中、生きている動物で実習しないことには資格も容易にとれません。そのカリキュラムのために、学生は心を殺して日々実習しています。EUやアメリカでは、動物を使った実習をしたくない学生の声により「臨床現場での実習を充実」「バーチャル体験できるシミュレータや精巧な模型を使用」等に切り替えてる学校も増えています。英国では実験動物で手技の練習することは法律で禁じられています。2016年には、米、カナダの全医学部で生きている動物を使う実習が廃止されました。動物実験(実習を含む)の国際原則での3Rは1959年に英国で提唱されてから国際的に強く求められています。代替法と削減は配慮義務、苦痛軽減は義務と明言されています。岐阜大学がその3Rと、生体を使わない教育を推進することが先進国の責務と考え、臓器(腹部)の模型を開発しました。鋳物を元にシリコンで複製するため何度も作ることが可能です。複製するためには教材費がかかるため、クラウドファンディングで支援を募っています。この取り組みは、学生の「動物を傷つけたくない」という苦しみを減らし、命の軽視につながる恐れも減らし、沢山の動物の命を奪うことも削減できます。大学によっては既存の高額な模型を導入しているところもありますが、十分に活用されているとは言えません。動物が安価に取引され使い捨てされてきた原因は、生体解剖がカリキュラムに入っていることにあり、非常に残酷な実験が多いため学生からの告発は珍しくありません。そこで、医療系の大学や教育現場での動物実験について次のことを要望致します。1. カリキュラムを見直し、臨床実習を充実させ、生きた動物を使用しなくても卒業できるよう大学を指導してください。2.臓器模型の開発費や教材費等支援制度を充実させてください 日本の動物福祉をあげるためにも、教育機関から変革をお願い致します。動物実験に関する要望
環境省
厚生労働省ご担当者様日頃より国民のためにご尽力いただきまして、有難うございます。様々な分野において行われている動物実験について、ご連絡させていただきます。問い合わせ分野は「7.自然環境、自然公園」分野です。動物実験は、医学、薬学、化学物質、遺伝子組み換え、ストレス実験、農薬、化粧品、タバコやアルコール、食品や洗剤等の日用品や医学部、獣医学部他研究機関等、多岐に渡り日々実験されております。その中には既に十分毒性があると証明されているものも一般的に行われているものも多く、特に化粧品分野においては世界的に廃止の動きが盛んになっております。もともと動物実験を基盤とした実験医学は「動物は痛みを感じない機械だ」という17世紀の「動物機械論」から始まっていると聞いております。300年以上経った現在は、動物には人間と同じような痛みがあることは明白な事実となっており、当たり前のように行われている動物実験は見直されるべきものと考えます。EUでは2013年3月に域内での化粧品の動物実験および動物実験をされた化粧品の販売が禁止され、EU以外の国にもその流れは広がってきております。OECD(経済協力開発機構)やICH(医薬品規制調和国際会議)の化学物質や医薬品の安全性ガイドラインにおいても、代替法を積極的に取り入れる努力が進められています。動物愛護法に基づいて「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」があり、解説も発行されていることは存じております。しかし、守られているかというと、全く把握できないのが現状です。大手企業や研究機関などでは、倫理的に審査する委員会が設置されているところもありますが、実験施設を登録する義務はなく査察する仕組みもない中、それらはごく一部となっています。実験施設の拠点数や概要、動物がどのように扱われ犠牲数がどのくらいか、全くわからない状況は、動物愛護の観点から見ても大いに問題があると思います。人間と動物とでは個体の大きさ、構造や代謝機能などの違いがあり、化学物質への反応が異なるため、動物実験で得られたデータの多くは人間に当てはまらないというのが、科学者の間では常識となっております。①生体の動物を利用するのは極力削減②代替法へ移行する企業や機関への補助金③代替法を促進するために設けられた機関への予算拡充(※)以上、ひとつの省では解決できない問題ですので、是非国会で議論していただき、厚生労働省と環境省、文部科学省で連携し、経済先進国日本だけでなく、動物福祉に関しても先進国となっていただきたくお願い申し上げます。※・日本動物実験代替法評価センター・JaCVAM(化学物質の安全性評価における動物実験の3Rsの促進と、国際協調を重視した新規動物実験代替法の導入を進める機関)等
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