40歳を〆切に設定した「自著出版」と「つくる」の連続性でアイデンティティは揺れる|徳谷 柿次郎
Huuuu代表・徳谷柿次郎の初の著書。"ない"を "ある"に変えてきた半生40年を込めた一冊。
『おまえの俺をおしえてくれ』とは?
キャンペーン(書店様向け)
2023年10/31まで!
5冊・10冊・20冊・50冊販売あります
書店員さんと出会うために。キャンペーン『炎の書店員』をはじめます|風旅出版
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コンテンツ
noteマガジン
『おまえの俺をおしえてくれ』にまつわる記事を集めたマガジンです。
出版カウンセリングRADIO
作家・土門蘭との対話の中で過去の感情や言葉を拾い上げるpodcast
風の穴ラジオ
HuuuuのPodcastから、『おまおれ』にまつわる回をピックアップ
エッセイ寄稿コンテスト
「おまえの中の柿次郎を教えてくれ」をテーマに募集したエッセイ
過去のイベント
- 「40歳の節目に自分の本を出そう」この決意に至るまで、自分のアイデンティティを巡る旅が20年以上続いていたような感触がある。誰かに肯定してほしい。誰かに見つけてほしい。他者比較の中で自分が不遇だなんてあまり思わないようにしていたけれども、満たされない何かが30代半ばまで続いていたんだと思う。目標に向かって一直線に走りたいけれども、走り方がわからない。大胆に転ぶことさえもできない。そもそも走る方角さえもわからず、日々の思考は目の前の困難にほとんど奪われて、コンプレックスが足枷となった行動力のなさを恥じる機会が増えていった時代が思春期そのものだった。(中略)書く時間は自分と向き合う時間と同義。悲しい記憶の「ない」も、おもしろい「ある」に変えることができる魔法。使わないと損だよ。空想の物語であっても、実在する誰かのことであっても、なんでもない日記であっても、向き合って考えている時間は思考がシンプルになる。書いて残すことは尊くておもしろい。いままで書きまくってきてよかった。それまでの無数にも分離した感情を真空状態でパッケージし、自分の中から切り離すことができるのだから。―――p.400〜「おわりに」より