魔術と魔法が共存する世界。 神々の力によって均衡が保たれるこの大陸では、 人と神の関係さえもまたひとつの秩序として成り立っている。
魔術
人間が開発した技術体系。
生活を便利にする用途が多く、制限は少ないが万能ではない。
使用できる魔術の幅は「加護の強さ(素質)」に依存し、さらに魔力量(器)が小さい者は魔術自体を使えない。
そのため、国家連合の国民の約3〜4割は非魔術師である。
元々「加護」は神が民を守るための力だったが、人間がそれを利用するようになった。
魔法
個人が生まれ持つ才能による力。
非常に強力で万能に近いが、制約が多く、習得・制御には長い時間がかかる。
使い手は極めて少なく、1国に10人いれば多い方とされる。魔法使いは魔術学校の魔法科で学ぶ。
身体構造は人間より神に近く、「神になる素質」を持つが、神の加護は受けられない。神
世界の均衡を維持する存在。
4柱それぞれに役割と神能を持つが、その力は人々の信仰度によって強さが変動する。
神は代替わり制で、先代が自身のクローンを後継として生み出す。
眷属
神によって20年ごとに各3人選ばれる存在。
元々は存在しなかったが、「神を殺した者に神の力が移る」事実が発覚したことで誕生。
神々は力の分散による安全策として、信頼できる人間に神能の一部を与えた。
これが眷属制度の始まりである。
精霊
魔力の塊であり、人間より神に近い存在。
魔術師には生み出せないが、一部の魔法使いは精霊を創造できる。
基本的には創造者に従うが、危険な個体が生まれる場合もある。
宗教
四神を中心とした協会の宗教が主流。
ただし、神の恩恵を実感できない者も多く、他宗派も少数存在する。
なお、イーリアの故郷や他大陸は例外的な宗教観を持つ。
エルマイラ大陸地図
国
ニフレオ 協会が統治する国 建国されてからまだ日が浅い
ルべ・イデル 北の国
ユスティカ王国 西の国
ソレイユ 砂漠の国
華国 東の国 中国風
エルフの里
ティベレルヤ ドラゴンの住む国
コッロメア 貿易の盛んな国 港町がある
焔楓 極東の国 和風
アラビアン風の国
イリィ 諜報や情報関連に強い 実態がよくわからない国
国家連合
かつて大陸の国々は戦争が絶えなかったが、神の出現によって現在は均衡と調和が保たれている。
四神への信仰は非常に強く、それぞれの国も高い国力を持つ。
協会
正式名称はニフレオ魔術統括管理協会
国家連合に属する、魔術・魔法および神に関わる事象を統括する組織。
拠点はニフレオ。教皇ベルリアが統治している。
元々ニフレオという国は存在すらしていなかったが、神の力を奪った者を他の神と共に討伐したベルリア(II軸後)が各国が接している領地を譲り受けて建国した。
魔術師の育成、研究、魔術・魔法の管理や悪用の監視を担う(実働は守護団)。
協会の職員は全国各地にいる。
魔術に関わる問題の大半は協会の管轄となる。
人材は魔力に優れた者が所属し、内部は四神ごとの派閥に分かれる。
組織階級は「教皇 → 枢機卿 → 眷属 → 大司教…」の構造。
四神は最上位の存在だが、協会運営には直接介入しない。
魔術学園も協会の管轄下にある。
守護団
国家連合が設立した治安維持組織。
各国間の衝突防止と秩序維持を目的とする。
「幹部・総務・公安・刑事・警務・警備・地域」などの部門が存在し、各国に分散配置される。
国ごとに文化や制服などの特色が強く残っている。
協会ができるまでは各国独立していて、神も政治に干渉することは無いため戦争が絶えなかった。
守護団がその国ごとに雰囲気全然違うのはその名残である。
非魔術師の割合がやや高く、協会に対して否定的な者も一定数存在。
優秀な魔術師は協会に集まりやすいため、愛国心の強い人材が多い。
救護団
医療を担う組織。
魔術・魔法を用いた治療を中心とするが、技術力の高い非魔術師も活躍可能。
いかなる状況でも中立を保つことを原則とする。監査局
協会・守護団・救護団を監視する第三者組織。
いずれの国にも属さず独立しており、不正防止と公平性維持を目的とする。
高い能力を持つ魔術師・魔法使いで構成され、規律は厳格。上層部は各国出身者で構成され、均衡が保たれている。
無名の信徒
魔力至上主義社会への反抗勢力。
非魔術師が中心で、科学者や軍人が多く所属する。
様々な手段で勢力を拡大している。最終目的は「魔術師と神の排除」。