安慶陽インタビュー 書きおこし
これまで私は手帳を 9年間作り続けて来ました。
「孔子経営手帳」という
ネーミングにした理由。
そこに、私の思いがあります。
陰陽五行理論やいわゆる気学。
これらは「帝王学である」という
思いからです。
巷では、一般的に、大衆がイメージする、
「いわゆる気学」は占い。
でも私は占いだと
思ったことは一度もありません。
当たった外れたとか、
そういったものではなく、
いかに、自然の道理に沿って生きて行くのか。
私は気学自体を、
人間の哲学として捉えています。
自分の「生き方、生き様」で人生を良くする。
気学というと吉だとか凶だといいます。
気学というと 方位がいいだ悪いだといいます。
気学というと相性だといいます。
気学というと運勢だといいます。
確かにそれも気学です。
しかし、それがすべてではありません。
それで
私はこれにとっても違和感があります。
気の考え方を人生観として
クローズアップして、
「人間形成」を主眼とするのが私がやっていること。
気学を、
当たる当たらないに
フォーカスするのではなく、
人間を形成する学問であり、
その学びによって
人間の生きる道を明らかにする。
私は10年間この立場で 気学を説いています。
時代の大転換期、混沌な今の時代にこそ、
こういった人間形成の考え方が重要だと
感じます。
だから、2012年に作った1冊目から
「孔子経営手帳」と
名付けました。
孔子は人間学の父、帝王学の父と称されます。
論語と占いがつながっている。
なんで???
私は、この架け橋になろうと考えています。
これまで私は7年ほど講義を中心に
やっておりました。
事務所が寺子屋化し、
経営者商売人中心に人が集まり、
ともに学んでおりました。
(安流自己革新フロー)
①知識
②意識に関する知識
③行動
④意識(体感)
⑤変化
の順番があるならば、
①ばかりが増え、
②も少し増える程度で、
プロ目線からみて、
③④⑤に到達する受講者は全体の1割。
あとは、プロ目線から見て
「活かせていない」現実を見た時、私は
塾をすべて閉鎖しました。
結果を出すには「関わり」が必須。
そこで本格的にライザップ形式に
舵を切りました。
「ダイエット情報に詳しいデブは意味がない」
どれだけ勉強しても、変わらない。
変わりたくても 変わり方がわからい 。
本気で人生を変えたい人の力を伸ばしていき、
まだ気づいていない可能性に
添加をすることを
始めたのです。
気とは変化。
だから、気学は変化の学問です。
気とは吉凶。
吉凶は、動から生まれます。
だから、気学は行動の学問です。
つまり、 気学は行動して、
自分に変化を起こす学問だといえます。
そして変化には、
「ビフォーとアフター」があります。 気学は、やると
ビフォーとアフターが生まれます。
明確に。
「そんな気がする」
「気の持ちよう」
「気分が上がった」
これじゃ済みません。
逆にこれで済んでしまうということは、 気学を活かしていないのも同然。
一向に人生も良くならない。
世の中、吉だ凶だと言っているだけで、
その原因を明らかにして、
改善するようなツッコミを
あまりやりたがらない。
だから、豊かさ、幸福を感じられない人が多い。
世界的に見ても日本の幸福度ランキングは低く。
みんなが幸せを追いかけ回す世の中。
でもそれって違うんじゃない?
良寛さんの詩に
「花開蝶来」という言葉があります。
※花開けばおのずから蝶きたる
吉や幸せは、
私たちが追いかけ回すのではない。
吉や幸せが、
私たちのもとに向こうからやってくる。
そんな生き方こそが重要。
そのための自己拡大成長の方向性を示すのが、気学。
自己拡大の方向性が分かった上で、
自分自身をどのように向上させていくのか。
具体的なmyエンジンの回し方こそがkigaku。
kigakuには、
広義の気学と狭義の気学があると私は考える。
そこが 区別されていないから、いまだに気学がこんなにマイナーなのかもしれない。
以上
この思いが、私がこの本を出す理由に
繋がっている。
以上、いわゆる持論です。
読んでくださり、ありがとうございます。